徳島 剣山〜落合峠サイクリング -牛歩戦術発動-
今回は徳島県へ出張サイクリングに行ってきました。徳島は以前かづら橋に行ってきましたが、今回の目的は剣山と落合峠です。
コースは標高1,500m前後の高さを2回上るという上りの苦手な僕にとっての難関な設定となっています。どうなることやら。
朝も夜が開けないうちにみんなで乗り合わせで、吉野川ハイウェイオアシスへ向かいます。
途中コンビニで朝飯を調達。そこですなっちさんが大金をばらまきます。店員さんが一生懸命、棚の下に入ったお金を拾っていましたが、てできたのは10円。ヾ(゚Д゚ )ォィォィ。その後買った商品を落としたりと、まだ寝ぼけているようでした。
軽いハプニングの後は無事に吉野川ハイウェイオアシスに到着。
準備をして早速スタートです。
国道192号線に向けて走ります。この時間は少しひんやりして走りやすい時間帯ですね。
192号線に出るとだんだん暑くなってきました。吉野川沿いを走っていますがモワンっとした空気しかない感じです。早い時間なので車の通りが少ないのが救いです。
今回熊避けのベルが必要と書いてあったので自転車につけときました。道が荒れていたりダンシングで自転車を振るとチリンチリンなります。持ってきたのは僕だけでしたけど`・・・。
貞光あたりから剣山に向けて山を上っていきます。
山陰に入り少し涼しくなりました。
途中のコンビニで休憩。先は長いのでこまめな休憩が必要です。
このあたりは勾配が緩く快適な感じです。
途中で湧き水を補給。ついでに体にもかけて、冷却です。
また上り始めます。すると左に大きな滝が見えてきました。鳴滝です。水量が少なかったので雨の後行くとすごい光景が見えそうですね。階段とかあったのでわかりこんで近くを見ることができるみたいでした。
巨樹王国一宇に入ります。
しばらく走ると吊り橋を発見。橋好きかっちさん今回の自転車で橋を渡っていました。
また川沿いを上っていきます。
道幅の広いところで休憩。現在地をチェック。
この辺から斜度がきつくなってきました。
夏バテでしょうか?体が重い。すなっちさんが珍しく遅れ気味。
途中の橋で休憩。気温も上がりかなり熱くなってきました。ときおり吹く風がすごく気持ちがいい。
熱中症にならないように水分補給と水をかけて冷却します。
上り始めるとだんだん離されていいくようになってきました。
ヘアピンを抜ける度に見えなくなるのではと不安になりながら上ります。
やっとスキー場が見えて来ました。
取り敢えず休憩。自販機で冷たいものが飲める!と思っていましたが開いてなかった。自販機くらいあるかと思ったのに・・・。
休憩中、剣山に向かったり帰る車が結構通ります。
休憩もほどほどに先へ進みます。
夫婦池に到着。
ここからあと少しということで、頑張りました。
途中ポツポツ雨が降ってきましたが、 大したことありませんでした。
見ノ越に到着。ここからリフトで剣山に・・・。ってことはありません。
しかし、結構お客さんが着ていました。その過酷で登るのか?というような格好の人がたくさん。
観光地でもはや登山というよりハイキングなのかもしれませんね。
で、僕達は近くの食事処で昼飯です。
そば米雑炊(600円)を注文。出汁が効いて美味しかったですが、少し量が少なかったですね。
さて、昼食の後は昼寝といきたいところですが、日が暮れる前に戻らないといけないでの次の峠落合峠をめざして、国道439号を下って行きます。
途中、2重かずら橋がありました。よく目にするかずら橋とは違うかずら橋のようです。
ちょっと距離がり自転車シューズで見に行くのは大変ということと500円という料金だったため断念。
車で来たときに行ってみたいですね。
かずら橋を後にして、下って行きます。
途中で、体調のかかしを発見。かっちさんがよろうといったので、ちょっと寄り道。
かっちさんがかかしのおばあちゃんと談笑中。「ええ靴はいとるな〜」とか言ってました。
バス停でバス待ち?派手なジャージが浮いています。
見ていこうとうことになり、自転車を押して入って行きました。
たくさんのかかしがあるわあるわ。
奥には民家があり、本物の人がいました。
なんだかよくわからないまま、アマゴ?頂きました。ラッキー(・∀・)
むさぶり食っている間、かっちさんがおじさんたちと雑談。ツール・ド・フランスを知ってる人でした。たまたまNHKで見たと言っていましたが・・・。しかし、NHKの力はすごいですね。
自転車で走っていると日野正平さんの話がたまに出てきます。
お礼をいってお別れ。一行はまた下って行きます。
途中また、橋を発見し渡るということですなっちさんと僕は自転車をおいて撮影。
グリーンの床は、コルク製か?柔らかくて歩きやすかったです。
細い道を下って行きます。対向車への注意で神経を追加います。
広くなったと思ったら、工事中のためダート。
そして落合峠に向けての分岐点に到着。
ここで休憩して上りに備えます。
この時点で、この道がどんなに大変かわかりませんでした。
上りのスタートです。
民家があるところまで、結構車が通ったりしました。お盆の影響でしょうか?
途中で水分補給。
このあたりからどんどん斜度がきつくなってきました。
道もたまにキレイな舗装がされてたりしましたが、基本ガタガタ。
ベルが鳴りまくりです。なので、写真をとってもブレブレ。キレイなときに撮影です。
休憩。
上って〜。
上って〜。ちなにみにこの辺りから虫に襲われます。正体は不明。黒いアブのような虫です。集団で付きまとわれます。上るのと追い払うので体力を倍使います。
休憩。相当シンドイです。
上って〜。
休憩。休憩中なぜか、かっちさんのところだけ虫が・・・。惹きつけるフェロモンがでてるのでしょうか?
さてここから、スピードを出す力がなくなり牛のようなゆっくりとしてスピードで上っていきます。
牛歩戦術発動です。時速5〜7kmのゆっくりとしてスピードで上っていきます。当然みんなの姿は早々に見えなくなりました。
途中で、かっちさんを発見。足をバンバンはたいていたので、虫に襲われたかとおもいきや、上るために気合を入れているとのことでした。
その間に追い抜きます。が、また抜かれました。
その後何度が抜きつ抜かれるを繰り返しているうちにかっちさんに追いつかれることがなくなりました。
そうしていると景色が開けてきて、駐車場の看板が・・・やっと峠だ〜(^o^)丿と思ったら、まだ先が・・・orz
駐車場を後にまた上ります。
やっと峠。すなっちさんが寒そうに待ちながら登山者とお話していました。
遅れてかっちさん到着。
ここから下りになります。ウィンドブレカーを着てくだります。
かいた汗が冷たく体温を奪います。ウィンドブレーカーを着ていなかったら凍えそうです。
最後の峠前で休憩。下りで遅れていたすなっちさんの到着を待って最後の上りが始まります。
あっという間にすなっちさんは姿を消しました。
見るだけで気持ちが折れそうでした。ここを超えてもまたヘアピンがあり、シンドかったし、写真を撮る余裕がなかった。
なんとか峠。すなっちさんはすでに下っていませんでした。
途中で分岐点があってもどっちに進むかわからないのでかっちさんを待って一緒に下りました。
この下り結構急な下りを降りていきます。ブレーキを握りっぱなしで握力がなくなっていきまいした。
途中の自販機前ですなっちさんが待っていていてくれました。
最後の峠まですでに水がなくなっていたのでここで、給水。
あとゴールまでもう少し。
国道に出て吉野川ハイウェイオアシスを目指します。
だいぶ日も傾いていました。
来た道を通って帰ります。
そしてゴール。
このあと敷地内の温泉にはいって疲れを癒します。
ここでもプチハプニング。すなっちさんズポンを忘れてきていました。
朝から最後まで楽しせてくれました。
結局かっちさんにジャージを借りて難を逃れましたが・・・。
風呂に浸かるよりも水を浴びていた時間が長かったです。
風呂上りはこれ。
そのあとは、ご飯を食べて帰路につきました。きつねうどん定食700円。
お疲れ様でした。
今回の出張サイクリングは疲れました。けど心拍は70%でかなり低くLSDモード。かといっても筋力も使っていません。筋肉痛なし。何が疲れたのか?たぶん精神的に心が折れることが多かった。知らない道で、コースマップも見ずに参加したのが原因かと。
出張で出費がかさんだため次回からは金欠サイクリングになるようです。
走行距離実測:126.38 km
最高高度/高度上昇値:1,542 m/2,551 m
消費カロリー:4,991 C
この投稿へのコメント
いえいえ、私もアブに相当やられてました。10数カ所も。。今、痒くてたまりません。(T ^ T)
アブ対策、真剣に考えないといけませんね。
私よりかっちさんの腹のほうが霜降りなので、美味しそう。。熊の大好物なハズです。
>すなっち様
お疲れ様でした。
すなっちさんも噛まれていたんですね。
虫も生きるために必死なので大変ですよね。
かっちさんの霜降り肉・・・熊もグルメなんでしょうかね?
ナオキ様の鈴のお陰で、熊の餌に成らずに済みました。
1500m級2本立ては、少し厳しかったですね。
ゴール後、お風呂で寝たままジャグジーしていて、立ち上がったらクラクラ目まいがしました。
腹もペコペコで、フラフラ腑抜け状態でした。
しかし今回ほどアブに遣られて後遺症が出たのは、初めての経験です。
山には魔物が住んで居るんですね・・・熊で無くて良かった。
>かっち様
すなっち様がおいしいよと熊に言いふらしていましたが、そちらの効果はありませんでしたね。
温泉では僕は終始ジャクジーで疲れた体をほぐしていましたが、湯の温度が暑くて長い時間入っていられませんでした。
愛媛や高知のアブとまた種類がちがうのではないでしょうか?ハッカ水は初めの見の越で汗で流れてしまいました。次回は忘れないように持って行きたいですね。
しかし、すなっち様にあまりたかっていなかったのは、寒がりで体温が低かったからでしょうか?