鑑真和上
PowerBookG4の修理も無事終わり、ホッとしています。
現在、愛媛県立美術館で『国宝鑑真和上展』が開催されています。自発的に美術館たるものに、行ったのは今回が初めてで、近くまで行ったので、ふらっと立ち寄ってみました。
鑑真和上という方は、義務教育中に歴史の時間で習ったと思います。足掛け12年と言う時間をかけて、盲目になりながらも唐(中国)からわざわざ日本に来た人です。
現在、唐招提寺(鑑真和上が建立)金堂を10年がかりで修理しています。完了は2010年。その間に、鑑真和上展としていろいろ見れると言う訳みたいです。
展示物で一番目を引かれたのは、金亀舎利塔と教典です。特に、教典は藍色紙に金色の文字で書かれていて、その色使いと字のうまさに感動しました。鑑真和上展には、多くの人が訪れていました。私個人的にお勧めなのが、『GANJIN-鑑真和上と世界の写真家展』で文字通りの内容ですが、特にヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders):ドイツの方の写真が気に入りました。なんとも言いがたい作品です。この方は、写真家と言うよりは映画監督と言った方が分かりやすいかもしれません。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブと撮った監督です。実際に、この方の作品は欲しいと思いました。他にも買いたいと言っていた人がいて、係員に駄目と断られていたので、私もがっかりしてしまいました。
初めて行った、美術館ですがとても楽しかったです。普段、行かない場所に思いきって行ってみるのも刺激があっていいと思いました。
鑑真和上展については、唐招提寺プロジェクトを参照下さい。