小島・芸予要塞観光サイクリング

明治中期の作られた要塞が、今治市小島(おしま)に現存するということで、サイクリングしてきました。
観光で島に来たのは僕達だけのようで、殆どが釣り客でした。初めて来る島は新鮮で、新しい発見もあり楽しかったです。
橋でつながっているしまなみは、有名ですが、大小様々な島がある瀬戸内は、新鮮さの宝庫かもしれません。
この年になって、冒険の二文字がこんなにもワクワクさせてくれるものだとは思いませんでした。
普段、仕事であくせくしていますが、自転車の時間はいいストレス解消になっているのだと改めて認識しました。
当分、自転車はやめられません。

参加者:すなっちさん、カヨ、僕。
距離:71.98km
高度上昇値:607m


今回はすなっちさんの別荘から出発。広々とした駐車場に車を置いて準備。
忘れていたジャパンカップのお土産を渡してい、一段落。長いこと渡せませんでしたが、賞味期限はまだまだ大丈夫なので餃子の味を堪能していただけるはず。

準備完了で出発。今回は3人でのサイクリング。まずは波止浜港まで、海岸線を走りました。走り出しはさすがに少し寒かったですが、徐々に暖かく。しかし、汗をかくほどではなく程よい感じ。

畑海岸線

思ったよりも早く波止浜港に到着。
何度か通り過ぎたことはありましたが、じっくり見るのは初めて。立派な石灯籠です。ここから、船が出ているのは実は初めて知りました。

等明台

待合室で、切符を購入。往復分を変えますが割引なないみたい。自転車は90円ですが、これば乗船時に支払うようになっています。
慣れない時刻表をチェック。見方が曖昧だったため、帰りは1本乗り損ねることに。
出発までまだまだ時間あるので、ジャパンカップのアフターパーティーで貰ったプリバープラスを試食。羊羹ですが、軽く風味が加わり食べやすかったです。

時刻表ブリバープラス

そうこうしていると出発の時間。桟橋を渡って乗船です。自転車は前に重ねてゴムで止めるスタイルで、釣り客の事を考えるとあまり台数は乗らないかも。
後ろに載せれるのでしょうか?

波止浜港桟橋渡し船

船内は、暖房が効いていて暖かかったです。行きはほとんど外で景色を堪能しながら過ごしました。

船内出向

来島に向かうとき、来島海峡大橋がバッチリ見えました。普段見慣れない景色にちょっと感動。この船、海面が近いです。

来島海峡大橋

程なく、目的地の小島に到着。観光客はいなく、殆どが釣り人でした。観光案内板で位置関係を確認。

上陸案内板

まずは、すぐ近くにある28cm榴弾砲。坂の上の雲で使われたセットの一部だそうで、縁のあるこの島に設置されたそうです。

28cm榴弾砲

案内に従って進んでいくと、まずは発電所跡。立派なレンガ造り。最近作った?って感じの綺麗さでした。奥には砲台跡。

発電所跡南部砲台跡

砲台跡は上に行くことができました。今は木々が生い茂っていますが、隙間からは海が見えます。
砲台跡を後にし、先に進むと弾薬庫跡があります。 屋根はありませんが、結構広い建物でした。紅葉が残っていて、なかなかきれいでした。

南部砲台跡弾薬庫跡

移動中に見えた来島海峡大橋。木々の隙間から所々いい景色を見ることができました。

来島海峡大橋

ほとんど上りです。道幅は狭いので、他の観光客がいる場合は押しですね。この日は僕達以外は誰も出会いませんでした。島観光を独占状態でした。
進んで行くと中部砲台跡。ここにはオススメの場所。3箇所に2門づつ設置されていたそうです。

細道中部砲台跡

兵舎跡もあり、先人の背の高さが伺えます。
ここから司令塔跡へ上れる階段がありました。すごく急です。早速上ってみました。(迂回路はあります)
手すりがあって正解です。ステップが狭いので降りるときは慎重になるので、手すりが大活躍。

兵舎跡急階段

上ったと思ったら、まだ先が。島の頂上付近に到着。

まだ上がある司令塔跡

着いた先は、最高の眺めでした。鉄塔がなければ文句なしです。少し木が邪魔ですが、180度くらいは見渡せました。ちなみにこの写真の反対側が木が多くて景色はいまいちです。
お弁当を広げてくつろぎたい気分になりました。

来島海峡大橋

ゆっくりしたかったですが、船の時間もあるので先へ。
急な階段を下り、上ってきた道を下って分岐点まで戻り、北部砲台跡方面へ。
途中にも、砲門跡がありました。

北部砲台跡北部放題跡

更に先に進むと、発電所跡がここにもありました。この場所は日当たりも悪く。地面が緩かった。夜1人では来たくない場所ですね。
引き返して、先へ。北部砲門跡に到着です。

発電所跡北部砲台跡

爆撃の演習あとが残っていました。砕けたコンクリートがゴロゴロ転がっていました。
砲撃演習の名残かここが一番風化が激しかったです。

演習跡北部砲台跡

奥には司令塔跡がここにもありました。
こちらは手すりなし。取り敢えず上って見ました。
先程の司令塔跡の景色を見てしまうと、いまいち感があります。正面には馬島が見えました。

司令塔跡来島海峡大橋

少し戻って、探照灯台跡の入り口らしき場所、凄すぎて先に進むのは遠慮しておきました。
砲門をすべて見終わったので、海岸線へ。階段はないと思っていましたが・・・、ありました。上から見ると急な道のように見えましたが、近寄ると階段でした。

単照灯台跡階段

海岸線にでると、来島海峡大橋を真横から見ることができました。

来島海峡大橋

海岸線は、所々ヨシが大きくせり出し快適な海岸通りとは行きませんでした。
しかも、波で道が削がれて、パンクしそうなくらい鋭利な砂利があらわになっていました。慎重に乗ってクリアしていきました。
ある意味アドベンチャーですね。

草ボウボウ道が悪い

やっと、走りやすくなったと思ったら、砂地。結構深い。砂地の走行テクニックがないので、押してクリアしました。

海岸

集落に到着。神社や住宅、猫。生活感を感じることができました。

神社猫

桟橋に戻ってきて反対側の海岸線へ行ってみることに。
こちらも細い道でした。海岸には釣り人がちらほら。

反対側釣

橋と釣り人を眺めながら移動。

来島海峡大橋

砂浜に到着。夏は賑わっているのでしょうか?
船の時間まで少しあるので、休憩。すなっちさんは、グラビアアイドルばりのポーズでくつろいでいました。
僕は先に見てみることにしました。

砂浜ポーズ

先は道が途切れていました。キャンプができそうな場所はがあり、工事中でした。

海岸行き止まり

別の道で桟橋へ向かいました。ちょっとだけ未舗装路。

未舗装碑

自販機が1台。通常価格にて販売していました。
残り時間をゆっくり過ごし、船で波止浜に戻りました。時間帯によっては馬島に渡れるので、いろいろルートが取れそうです。

自販機渡し船

波止浜からは、造船所を回って、お好み焼きやへ。

細道造船

久々の昌万。お好み焼き(そば入り)を注文。相変わらずのボリュームで腹バンです。

昌万お好み焼き(そば)

みーこちゃんも元気で、お土産に、ハンドタオルを頂きました。お好み屋でいただけるとは思えないハンドタオル。
コーヒーまで頂いて、帰路へ。
午後は広域農道でアップダウン。

お土産上り

腹パンの状態で苦しかったけど、だんだん消化が進み軽くなりました。

直線神社

広域農道が終わり、海岸線にでて来た道をひたすらペダルを回します。途中のコンビニで休憩。

広域農道海岸

ちょっと道をそれ、丘超え。
夕方差し迫る時間にゴール。だいぶこの時間はだいぶ気温が下がりますね。

上り最後

ゴール後は、新車の調整のために、自転車屋へ。

この投稿へのコメント

  1. かっち said on 2016年12月17日 at 18:59

    素晴らしい小島の写真集ですね!・・・是非とも来春には新車アドベンチャー号で連れて行って下さいませ!。
    今は伊予柑の収穫で遊べませんけど・・・来年の土曜日は健康管理日として確保したいです。
    私も来年は、還暦祝いで新車を準備しなくては・・・。

  2. すなっち said on 2016年12月16日 at 08:29

    お土産ありがとうございました!

    小島、要塞があれほど立派とは思いませんでした。。
    今度行くときは、新車号ですね。。それも楽しみです。。

    • ヤマモト ナヲキ said on 2016年12月16日 at 22:28

      >すなっち様
      お疲れ様でした。
      思ったよりも、キレイに残っていて驚きました。
      新車の納車が楽しみです。